ミャンマーでのちょっとした思い出話

 

1ドル=約350チャット。ミャンマー通貨の価値である。
マンダレーに僕は1週間ほど滞在した。その間1日3回ペースで通ったアイスクリーム店があったのだが、そこで働く少年達は大変気さくで行く度に声をかけてくれた(彼らの何人かは簡単な日本語を知っている)。ある日彼らのひとりに給料を尋ねてみた。1日12時間労働で50チャットだという。50チャット!!僕は耳を疑った。時給じゃないのかと聞き直したが、やはり日給であった。確認した後もしばらくは信じられなかった。僕の宿のフロントのおやじは1日12時間労働で月給8000チャット。彼の奥さんもやはり工場で1日12時間働き日給200チャットらしい。その基準からすると、食事も寝床も保証されている少年達の給料も妥当なのかもしれない。しかし僕は同情しチップでもあげようかと考えたが、お金をあげることに抵抗を感じた。その代わりにエロ本を数枚破ってあげることにした。彼らに感想を聞くと、ベリーナイス!!と目を輝かせて言った。翌日いつものように店に行くと、彼らは股間を指差し笑いながら日本語で「みず、みず」と言った。エロ本の中に巨乳の女が股を開いて水をかけている写真があったことを僕は思い出した。その中に13歳の少年もいて僕がまだ若すぎると言うと、年長の少年が「ミャンマーでは皆10歳から酒もたばこもするから問題ない」と言った。このように楽しい思い出のある町にはまた行きたくなる。でも軍事政権は嫌やなー。

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