ついに!トラブル発生!!

 

 3月27日未明、フエ発のバスが無事サイゴンに到着。バイタクで安宿の集まるファングーラオ通りへ向かう。バイタクを降りると宿を紹介してやると高校生ぐらいの少年5、6人が寄ってきた。以前泊まったドミが満室だったので、彼らの世話になることにした。連れて行かれたのは、間貸しをしている民家。この町に多いタイプだ。玄関口で、荷物を置きなよと言われ、疲れていた僕はそのとうりにした。宿主と値段交渉をし、部屋に行く。普通、紹介料としていくらか手渡されるはずなのに、そんな様子もなく少年達は足早に去っていった。僕は礼を言おうと外に出て探したが、見つからない。金はあとから受け取るのだろうと思い、宿に戻った。寝ようと思いめがねケースを探したが、ない。もう一度よく探してみたけど、ない。それどころかもっと大切なものがなくなっている事に気づいた。カメラがない!やられた!!僕は慌てて外へ出て奴等を探した。何人かの見た顔が屋台でコーヒーを飲んでいた。僕は近づき問い詰めた。俺のカメラ知らないか?知らないとちびが答えた。僕は記憶をたどった。バスで隣にいたベトナム人か?とも考えたが、それではファングーラオに着いた時かばんの中にあっためがねケースが消えている事を説明できない。僕はケースをバスに忘れてきたような気がしてたまたま確認していたのだ。こいつらしかいない。再び奴等に詰問した。やはり知らないと言う。じゃあ一緒に警察に来いと僕は言った。なぜだとちびが答えた。そんなやり取りがしばらく続き、僕はキレ、ちびの胸座をつかんだ。奴等の一人がやるのかと拳を固めた。ボクシングが初めて実践で役に立つ時が来たと久しぶりにボクサーとしての血が騒いだ。幸か不幸か結局血が流れる事はなかった。後で奴等の一人に100ドルやるから持ってこいと言ってみたがダメだった。途方に暮れて宿に戻りうな垂れていると、2人の少年がやってきてカメラを見つけた、100ドルで買えと言った。彼らとの値段交渉により35ドルまで金額を落とし、無事にカメラとめがねケースを取り戻すことに成功した。

・・・本来ならばびた一文払う必要はなかったとも思うけど、後で待ち伏せされて闇討ちとかされたら恐いし。まあ、小額ですんで良かったと思う。しかし注意不足というかバカ旅行者といおうか、旅を続ける上での反省点は多い。皆さんも気をつけてくださいませ。    つぼ

 

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